バナー日付
Mobility Transformationに登壇したウサイン・ボルト氏は何を感じたのか?

Mobility Transformationに登壇したウサイン・ボルト氏は何を感じたのか?

下山二郎のアイコン
下山二郎
アジア戦略担当
BOLT Mobility

今回はMobility Transformationにサプライズゲストとして登壇したウサイン・ボルト氏が共同創業したBOLT Mobilityのアジア戦略担当の下山二郎氏にインタビューをしてきました。

さっそくですが、Mobility Transformationに参加された感想についてお伺いできますでしょうか?

3点ほど感じたことがあります。

1点目は「モビリティの未来への期待」に対する熱気が凄いなと感じました。ラストワンマイルを含めて、MaaSに代表されるモビリティのスムーズな活用などもそうですが、未来に対して前向きで、期待を胸に秘めている方々が多く来場されていると感じました。

2点目ですが、やはり20世紀型のモビリティへの限界が近いなと再認識しました。免許を取得して、自分の責任で購入して、運転する。という、今までの形ではなく、次の新しい姿が求められていると思いました。

そして3点目は、各地域の公共輸送システムも限界点に達していて、多様化するライフスタイルなどに対応しきれなくなってきている。そして、そこにビジネスチャンスがあると思いました。

サプライズゲストという形でボルト氏に登壇をいただきましたが、その後に何か本人からコメント等はありましたでしょうか?

カンファレンスの後に直接ボルト氏と会話をしたのですが「これほど技術が進んでいると言われる国の日本であっても、まだまだ改善の余地がある」と言っていました。そして、ボルト氏の提唱するボルトミッションが、技術先進国の日本で受け入れられているのが嬉しい、とのことでした。

ボルトミッションというのはどういったものでしょうか?

1つ目がユーザードリブンなサービス供給です。今までの20世紀型のモビリティは、サプライヤードリブンでした。21世紀になってからユーザードリブンに変わってきています。完全なユーザードリブンは難しいかもしれませんが、IoTやAIを活用することでサプライヤードリブンからユーザードリブンへのパラダイムシフトを起こし、それに合わせてサービスを供給する、というものです。

2つ目がラストエネルギーの供給者です。BOLT Mobilityの電動バイクを単なる移動手段ではなく、バッテリーを搭載した移動体として見てみると、スマートシティーのアキレス腱と言われている、災害が発生した際のエネルギーの供給者にもなれると思っています。たとえば、このバッテリーがあれば家での生活は最低3日間はできる、とか、いいですよね。

最後がインダストリー4.0の実現です。多くの自動車メーカーでは独自開発かつ、独自のパーツで開発をされていますが、共通であってしかるべきものは共有できるようにしたエコシステムを作り上げたいと考えています。そうすれば、サプライヤーも大量生産ができるので安定生産ができますし、製品のクオリティを高められます。当然、何から何まで共通化するわけではなく、差別化できるポイントにおいて、競争やパーソナライズをしていけばいいのです。
これら3つがボルトミッションです。

最後の質問となりますが、今後のMobility Transformationに期待することはございますか?

今の熱気が失われない形で、今後も続けていただきたいと思っています。

お忙しい中、ありがとうございました!

Mobility Transformation 2019のサマリーレポートを無料でダウンロードいただけます

Mobility Transformation 2019のサマリーレポートを無料でダウンロードいただけます

無料ダウンロード